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明日への一歩

2013年4月10日水曜日

医療費適正化(削減)の取り組みが一歩前進!

昨年の3月議会、ちょうど国民健康保険料の値上げを審議しないといけない議会でした。

深刻なまでの医療費の増大にどう対応するのか、単に保険料を値上げすれば良いという問題ではありません。

ましてや青年議員として、世代間格差の問題についても触れない訳にはいきません。

受給より負担がどんどん大きくなる社会に未来はない

という想いから、議会でこの「医療費の適正化について」調査し質問しました。

医療費の増大に対し、ムダを徹底的に排除する。この基本から訴えました。

広島県呉市の、レセプトを独自にデーターベース化して「無駄な医療費」削減に切り込み始め、月に15回以上病院に通う人には訪問指導し、安いジェネリック薬が使える人には通知を出して負担軽減を訴える。また医療費の高い人口透析を増やさないように、自治体が糖尿病患者の生活指導にのりだして医療費削減を行っている先進事例を通し、

カルテの電子化によって、ようやくその分析に着手ができる環境が整う段階にきていることから「医療費分析」の体制整備を訴えました。

また、香川県の糖尿病疾患の率の高さは全国ワースト1です。

この糖尿病重症化予防事業については分析結果を待つまでもなく、講じなければならない対策だとして、徳島県の「トクトク事業 糖尿病重症化予防連携支援システム化モデル事業」や、福岡市の九州大学病院糖尿病専門医グループが疾病管理事業として専門医とかかりつけ医が糖尿病患者のデータを共有し、地域ぐるみで疾病管理に乗り出している事例、千葉県の千葉大病院や順天堂大浦安病院などが行う、運動療法や食事療法だけの人、内服薬の服用やインスリン注射を始めた人、合併症を併発した人など、病気の進行度合い応じたデータを集積して分析、専門医とかかりつけ医の連携による最適な治療方針作りを目指す、地域ぐるみの重症化予防策の必要性を訴えました。

新しい平成25年度の事業として、新たに国民健康保険連合会のデータ分析システム(KKDA)を活用した、糖尿病に特化した重症化予防対策に取り組むことが決定しました。

高松市は改善への提言を、真摯に受け止め 実施してくれます!

皆さんからの声を どんどんお待ちしております!!

 

 

2013年4月9日火曜日

高松市、教育クラウドが運用開始されました!


「生徒の情報が入ったUSBメモリーを紛失しました」


「申し訳ありません」

こんなやりとりが相次いだ高松市

問題点は小学校・中学校の先生が自宅に持ち帰り作業をしなくてはならない状況にあります。

文部科学省の「教員勤務実態調査」によれば、昭和41年と平成18年度を比較すると

残業時間は月約8時間から34時間に増大(実際はもっと多い)。

事務的な業務や生徒指導、補修・部活動などの業務が増えています。

「生徒に向き合う時間が少ない」と嘆かれる現状、どうしても自宅に持ち帰って作業をしなくてはならない現状

をどのように改善をするのかが求められていました。

学校の先生の仕事は大切であり、かつまた定型化が難しい仕事です。

だからこそ、IT技術を活用した環境整備が求められます。

ルーチンワークよりも、ホワイトカラーの知的生産性向上こそIT技術が有効なのです!

クラウド技術を活用すれば、情報のセキュリティを確保しながらインターネットにさえ繋がればどこででも作業ができる。

このことは、議員になる前に香川産業支援財団でコーディネーターをしているときに

ASP技術やSaaS技術の第一人者である、松田利夫先生から教えていただいたことです。

議会で問題追求ばかりするのではなく、具体的な解決のための提案が必要

この「教育現場における、クラウド技術を活用した教務支援システムの導入」を提案しました。

これにより、①校務の効率化と教員の負担軽減②セキュリティの確保が実現されます。

でも、本当に期待することは

「優れた教師の知識や知見、ノウハウ」 knowledgeが組織全体で共有され活用されることにより

こども達への教育の質が向上すること!

そこまで、活用されるように注視していきたいと思います!!