久しぶりの投稿となってしまいました m(_ _)m
昨日と今日、
公明党青年局が全国で実施している「若者の雇用状況」の調査のため
若者自立塾とジョブカフェ(高松にはないのでしごとプラザ高松)を訪問しました。
若者自立塾は、民主党の事業仕分けによって、廃止と判断された事業です。
ニートの社会復帰のために民間団体が合宿形式の講義をするプログラムなのですが、
見直しでも、縮減でも、民間移譲でも、地方自治体移譲でもなく、廃止と判断されてしまったものです。
それも廃止の理由が「一人の若者が就職にいたるコストを持ち出され、費用対効果が薄い」とか???
香川県の若者自立塾は 社団法人喝破道場が運営しており
この道場、35年前から 不登校の児童を預かって更生をさせようと
取り組んできた組織です。 代表者の野田さんとは15年ぶりにお会いすることとなりました。
五色台という大自然に囲まれた施設で
厳しい生活(朝5時起床)を、人のぬくもりを感じあう共同生活を通じて
生きていく力を再生させよう!と取り組まれていました。
その日は午後から、漁に行く予定とか
施設内では農地があり、ハーブ園があり しっかりと汗を流しながら
ひきこもってしまった心を 磨いていました。
今日のしごとプラザでも
「最近は、心の問題(ケア)が必要とする青年が多くなってきた」
「臨床心理士の予約がいっぱいである」
「就職活動というよりは、コミュニケーションの再興」
との感想を述べられていました。
ニート対策 といっても 福祉的な要素が高まっています。
社会の病巣だと感じます。
なのに、費用対効果???で 廃止???
問題点の認識が違うのではないでしょうか。
そのほか、高校生の就職事情は
雇い止めにならないように、求人取り消しが目だって増えてきているようです。
全国で1番 就職事情の良い香川県でこれですから
超 氷河期の到来です。 それもすぐに解決しそうにない経済環境!
ともかく、就職浪人を作ることは
ニートを養成しているようなもので、将来の生活保護受給者をつくっているようなものです。
対策が急がれます!
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