gnav

  • facebook

明日への一歩

2010年3月25日木曜日

競輪場は儲かっている?

先日の経済環境常任委員会で質問したことに対する
返答がありました。
競輪場の敷地面積は?  86,342㎡
明らかになった簿価は? 43億7500万円 (残念ながら時価ではありません)
議員に当選して、最初に市内施設の視察に出かけたのがこの競輪場です。
確かにこれまで毎年数億円(近年は1~2億円)もの収益金を
高松市の一般会計に繰り入れるという
近隣町からも羨まれる 公営ギャンブル。
また、およそ130億円の売上をあげ
多くの雇用を担っている事業であることは十分理解しています。
でも、毎年数億円の繰り入れをしているので儲かっている
との認識を 他の先輩議員は思っているのではないかと感じるので
敢えて質問をしました。
冒頭の敷地、もし民間事業者が保有していれば
年間4億円もの固定資産税が 高松市には入ってきます。
まして、建物が建てばその固定資産税も。
もっと言えば、売却によるキャッシュフローを活用すればもっと
価値を高めることができると思います。
何せ、県立中央病院の移転先に近接する
超一等地なのですから・・・。
まちづくりは 大きな視点で!!

2010年3月24日水曜日

屋島陸上競技場、決定??

午前中、高松市平成22年第1回定例議会で
22年度予算を含む議案が議決されました。
これには あの
「屋島陸上競技場 60億円 につながる予算」が含まれていることから
納得できないとして、会派内、市当局と バトルをして参りました。
結論として、私も「賛成」で 議決しました。
?????
何でやねん!と 突っ込まれそうなので ご説明をば
今回の予算では 陸上競技場の基本設計業務の予算 
4,700万円が含まれていることから、
必然として、整備予算60億円が推測されるので
断固反対して参りました。
簡易駐車場(自走式)などによる減額を含め、道路混雑など
まだまだ、検討すべきことがあることを 市当局が認め
また、 公募型プロポーザル 
これは、発注者が業者の参加を公示により募り、
技術提案書などの提出を求め、発注者は提出された
技術提案書などをもとに審査をするものです。
で、プランを募り 審議するとの 段階が残っているとのことなので
とりあえず、賛成をしました。(汗)
今後、しっかりとチェックすることを お約束します!!
議案には 反対の立場で
「同和問題、椛川ダム、丸亀町(G街区)の再整備、屋島陸上競技場、塩江の学校統合」
「陳情 改正貸金業法の早期完全施行、議員報酬について」
がありました。
議員報酬については、 減額を議論する前に
もう一度、議員は何を為すのか
その費用はどうあるべきか の議論なしで
決めようとすることに 違和感を感じます!

高松市、次の世代への負担割合20.8%

今日も市議会控え室で 資料とにらめっとです。
議員になったときから、ずっと訴え続けてきた
「高松市のバランスシート」
がやっとできあがってきました。 といっても平成20年度の(笑)
自治体の経営内容は、資料を見てもなかなか分かりにくいものでした。
でも、企業経営と同じ考え方で 発生主義と複式簿記の考え方を導入した
新しい公会計モデル(高松市は 基準モデルを採用)による公表で
やっと、将来の住民の負担があきらかになりました。
これによると、
一般会計の 
資産合計は 1兆5,105億円   負債合計は   3,032億円
                     純資産は  1兆2,073億円
市民一人あたりに換算すると
    資産 355万円   負債 71万円
                資産 284万円
高松市の社会資本(道都や庁舎などのインフラ)を
世代間比率(負債÷(事業用資産+インフラ資産))は20.8%
となっており
今の資産は、現役世代で約8割を負担し、
約2割を 次世代からお預りし 整備していることになります。
水道などの公社や財団を含めた 連結決算でも
21.7%です。
今のところ他市のデータを比較することができませんが
大きく過失(つぶれそう)が潜んでいるというわけではありません。
・・・しかし、今回の資産評価が適切なのかどうか
これから検証していきたいと思います!!

2010年3月18日木曜日

官製ワーキングプア???

今日は、午前中 地元の小学校 弦打小学校の卒業式に参列。
午後から、経済環境常任委員会での審議でした。
議会も大詰め。
さて、タイトルの「官製ワーキングプア」について
今議会の中で何名かの議員から質問がなされていました。
質問の内容を聞いていて、どうしても????が頭の中を駆け巡っていますので
今日のタイトルとして、記しました。
確かに、保育所など「全く同じ内容の仕事をしておきながら」身分
正規雇用と非正規(嘱託職員・臨時職員)で給与の額に大きな差があることについて
適正でない。不公平だとは認識しています。
行政の言い分では「定型的で補完的な仕事を非正規職員に担っていただいている」
といつも言います!(怒)
本当にそうであれば問題はありませんが・・・。
現場では「人」の力を発揮するマネジメントができていない!と感じています。
私も昨年、このマンパワーと人件費について一般質問をさせていただきました。
人件費の安い人でまかなえば、総人件費が下がるという考えは
間違っています。
民間の感覚で言えば「パート」といっても最大限の人材(宝)です。
ただ、雇用形態がパートなのであって、その人の持っている能力を最大限に発揮することの方が
効率も上がり、サービスも向上します!
しかし、です。
高松市の嘱託職員の給与が本当にワーキングプアをもたらしているのでしょうか??
1日6時間(週30時間)の勤務で月額約15万円
これに社会保険と交通費等がプラスです。
単純に時給計算すると1250円+社会保険+α
これで「ワーキングプア」だ
と声高に叫ばれると、民間企業 特に中小企業はどうなる!
頭の中で?????が並びます。

2010年3月9日火曜日

実際はLRTありきなの?都市交通をどうするの?

先週の4日傍聴しました
「高松市総合都市交通戦略検討協議会」の資料をもう一度見直しています。
今議会でも、予算の措置(実証実験を委託費を含めて330万円)がなされている
こともあり、じっくり見ています。
市民のみさなんから良く
「LRTありきで議論をしているんじゃないか!」と
言われますが、
高松市では、環境に配慮した都市交通のあり方を
体系的に、しっかりとした計画が練られています。
以下、ご参考まで。
http://www.city.takamatsu.kagawa.jp/file/10526_L46_keika.pdf
今回、傍聴しての感想ですが、
都市交通の整備を3つのステージに分け、
今ある施設(琴電)を有効に活用しながら
足元を踏み固めるように、計画を遂行しようとしている。
その整備開始の前に、今回社会実験と称して、マーケティング調査を行う
というもので、理にかなったプラン構築だと思います。
しかし、協議会の中でも発言がなされていましたが
「都市交通だけを論じるのではなく、どんな街(都市)にするのかという
ビジョンを指し示す必要がある」
「実施のスピードが遅すぎる」
との指摘には全く同感です!!
私も、これまでの議会の中でも質問を重ねてきましたが
中心市街地をどうするのか?
地域・生活交流拠点をどうするのか?
行政は「民間活力の活用」
という言葉に逃げるのではなく、政策として
意思決定をしないといけません!
土地利用の規制や 民間投資を誘引するための 補助施策
が必要です。
兎も角、出来ることは今すぐに!
着眼大局、着手小局!

2010年3月5日金曜日

合併して良かった!?

今日から3月定例議会の開会です!
平成22年度の予算を決定する大切な議会。
山のような資料と格闘です。
さて、合併町の方々からよく
「合併しても、役場が遠くなるばかりで なんちゃええことないわ~」
とおしかりを受けることがあります。
小さなことからでも、良くなったたと感じていただけるようにと心がけ
市民の皆様からのご要望に耳をかたむけていました。
昨年、委員会での質問の際に
「合併町の防犯灯が少ないのでは?」
「整備の進んでいる旧市内と合併町が一律な設置件数ではいけないのでは?」
と質問をしました。
今年に入って、緊急雇用の制度を活用し
「防犯灯の設置状況の調査」が行われ、
先日、報告がまとまったとのこと。
これらの結果を踏まえて、防犯灯の設置件数を
市内全域 一律というのではなく
不足しているところに 配分が増えるようになりました。
いっぺんにはいきませんが
「暗くて怖い」との声が少なくなることを
そして「合併して良かった!」と言っていただけると
とてもうれしいです!
予算書を見ながら、小さなガッツポーズ!!