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明日への一歩

2010年12月14日火曜日

質問が難しすぎる!?

高松市議会第6回定例(12月)が開会中です。
今回の議案は以下に掲載されています。
http://www.city.takamatsu.kagawa.jp/16897.html
さて、昨日イベントで
元市職員から
「春田さんの質問は難しすぎる!」
と言われてしまいました。
出来るだけ、課題の背景から問題点の整理、提案
というように心がけて述べているつもりなんですけど・・・(汗)
さて、明日13時からの質問項目は
1.多核連携型コンパクト・エコシティ推進について
 (1)住み替えの仕組みづくりと空き家バンク制度創設の考え
 (2)集約拠点以外の遊休地の活用への考え
 (3)空き家・遊休地の活用・適正管理に関する条例制定の考え
2.四番丁小学校跡施設のインキュベータールームの効果を上げるため入居対象をNPO等の市民活動団体等とする考え
3.防災について
 (1)防災に対する市民の主体的な自助意識に対する考えと今後の取り組みへの所見
 (2)職員が災害時の各々の役割を明記したカードを携帯する考え
 (3)新入職員研修のカリキュラムに「消防庁のeカレッジ」活用の考え
 (4)冬季における入浴時心肺停止傷病者の搬送件数急増に対する受け止めと注意喚起を徹底する考え
4.芸術士派遣事業を高松型幼児教育カリキュラムに組み入れる考え
5.学校図書館について
 (1)学校図書館指導員の正規職員採用に向け、経験者枠の基準年齢の引き上げへの考え
 (2)学校図書館運営の役割の一部を民間へ委託する考え
6.児童虐待防止への取り組みについて
 (1)こども女性相談室の体制強化の考え
 (2)地域見守り体制強化への取り組み
 (3)市民との協働を推し進める研修制度と人材バンクの創設
年間2回、任期中(4年)で8回
それも1回で30分しか
質問の機会がありませんので
削っても、削っても 質問しないといけないことが盛り沢山です。
明日も 早口になる 予定です。
お許しください(汗)

2010年11月10日水曜日

図書館のフロントは外部委託すべきではない!

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先日の教育民生常任委員会での先進地視察の報告をいたします。
H22年11月8日(月)
町田市
・「誰でも、いつでも、どこででも」利用できる図書館がサービス理念
・町田市の立地条件から隣接市(相模原市、八王子市など)との相互利用をおこなっている。公共交通の結節点でもあるために利便性が高く他市民からの利用が多い。そのために、他市民へは制限を設けている。
・高松市とほぼ同じ人口で、市民一人当たりの貸出冊数は高松市の7冊に対し9.54冊。特出なのは予約数で高松市の約25万冊に対し73万冊、ほぼ3倍である。
・職員数削減の流れから、非常勤嘱託職員採用への切り替えが進んでいる。正規職員69人に対し89人。
・他市で行われている、フロント業務の外部委託には反対。自前で専門である司書職員が市民と接することが大事と熱弁。

・クレームの中に改善の種がある。
・2009年に「図書館利用調査」を行い、認識の違いを感じた。(高利用だと思っていたリクエストのことを利用しないと答えた人が4割もいることや、図書とAVの利用者が分離されていることなど)
感想:
・駅前(近郊)での民間施設に入居することにより、利便性・低コストが実現できている。
・ともかく、館長の熱意を感じた。本が好きで、読書活動推進に心から取り組んでおられた。
・専門職としての「司書」の重要性を再認識。1年更新の嘱託職員司書への対応が肝要。研修も正規職員との差異を設けず実施。主任嘱託職員制度などの実現を志向している。
・リファレンスコーナーに上質な感じを得た。図書館が知の集積であるという深さ。
H22年11月9日(火)
調布市
・「日本一の図書館に」と明確な目標を持ち、改善を積み重ねている。
・特徴として、分館網の整備が充実しており「歩いて行ける図書館の整備」に力が注がれている。誰でも気軽に利用できる市民の書斎との運営方針。
・「ハンディキャップサービス」が充実。高齢者、障害者へのバリアフリーへの取り組みが素晴らしい。職員体制として課を設け4名のスタッフとボランティアなどとの協働を大事にしている。宅配サービスの実施している。
・大映などが近くにあったことから、映画やドラマのロケ地となることが多い。この地域性を活用し映画資料を充実させている。
・閉館時間の延長や年間330日の会館。一回の貸し出し冊数を20冊にするなど、本の貸し出しに注力。市民一人当たりの貸し出しは13.51冊と高松市の2倍。その分読書スペースが少なく、人が滞在して読書をする空間作りではない。
感想:
・蔵書回転率(貸出数/蔵書数)の伸びよりも人口一人当たりの貸出冊数の伸びが高いことに注目し質問したところ、1回の貸出冊数の多さが要因なのか来館頻度が高いのかを尋ねたが、館長が「来館頻度が貢献している」との認識を示したことに感心。しかし、現地での視察時に貸出のシーンを見ていると貸出の点数が多いと感じました。
ハンディキャップサービスに注力していることに感動。音声録音専用のスタジオが設けられていることやボランティアの方が専任スタッフと一緒になって協働する空間作りが素晴らしい。音訳・点字サービスだけではなくマルチメディアデイジーへの対応が進んでおり、ライブラリ点数は間違いなく日本一なのではないかと思われる。
・町田市と同じく、フロント業務の外部委託に反対していることに感心。
高松市の図書館も全国的にも良い成績ではあるが
日本一を目指すと、まだまだ行うことはあると学びました。
しかし、問題山積の教育民生常任委員会が担う分野の中で
図書館のあり方を調査するとした
議会運営には、大きな疑問を持ちます。

2010年10月13日水曜日

日本人は世界でも稀な 防災意識

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先週、第72回 全国都市問題会議に参加して
学んだことをご報告します。
「都市の危機管理-協働・参画と総合対策」
(10月7日)
基調講演「自治体の危機管理」公助と自助のはざまで
明治大学 ガバナンス研究科 教授 中邨 章 氏
・ 日本の住民は110番や119番にかけるとパトカーや救急車が間違いなく駆けつけるものと思い込んでいる。
公助に過剰に依存してきた日本の住民
防災に対する世界の常識は、自助が7割、共助が2割、公助が1割。日本は真逆である。
・ 危機管理の四識(認識、意識、知識、組織)をどう向上させるかが大事。
・ 消防庁の危機管理e-learninngで職員の教育が必要。
・ 不安な住民が求めるのは情報である。
主報告「市民とつくる安全と安心なまち神戸」 神戸市長 矢田立郎
・ 震災を経て危機に備えること「初動と連携、日ごろの備え」が向上
一般報告「都市の危機管理」
「2009新型インフルエンザに学ぶ」京都大学防災研究所 林 春男教授
・ 地方自治体にとって危機管理とは「事業継続」である。
・ 危機対応に求められるのは統括調整力の強化
・ 新型インフルエンザへの備えで重要なことは、被害抑制(手洗い、うがい、咳エチケット)と予防体制(教育委員会、企業)
「桜島の防災対策」 鹿児島市長 森 博幸
・ 災害時要援護者の避難支援体制の強化に努めている
・ 高齢化が進んでいる地域での支援者の確保が困難
「都市の構造変化に対応した危機対応能力の向上」
 財団法人建設業技術者センター 常務理事 上村章文
・ 危機のもつ突発性、巨大性、緊急性、深刻性といった非常時のマネジメントが重要
・ トップダウンの迅速な意思決定が求められる。
・ 危機管理センターを整備している自治体は少ない
・ 危機対応能力向上のために都市再生(コンパクトシティの推進)
10月8日
パネルディスカッション
・ 危機の多様化に対策の総合化で挑むことが求められる
・ 風呂での溺死が交通事故死に匹敵
・ 本部からの指示ではなく現場で考え動くマネジメント・人材育成が必要
・ お互いさま支援ネットワークが重要。行政主導で民間企業の橋渡し
・ つながりが弱い(あいさつがあまりなされない)地域では犯罪が多い

2010年9月2日木曜日

市民に議案を知らせているの?

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先日、東京での研修会に参加したときに隣の席にいらっしゃった
竹下譲氏の書籍「地方議会 その現実と改革の方向」を
貪るように読み終え、多くのことが腑に落ちました。(追ってご報告します)
その中で
住民自治を高めるためには、議員同士が争点を明らかにする
討議を議会で為されているのか?
住民に議案を示し、意見を預かって議会で討議をしているのか??
との問いかけがあり 猛省をしています。
という訳で早速、改善!!
現在予定されている議案は28議案です。主な議案は以下の通りです。
【議案第96号】 平成22年度高松市一般会計補正予算(第3号)
・ 補正の規模は48億1千万円(補正後1479億7700万円)。
将来負担の軽減のため:土地開発公社の借入金や2%以上等の市債を借り替え金利負担を減少(今年度見込み2800万円、来年度以降4000万円)するため、規模は40億7千600万円。
政策課題に対応するため:日・中・韓国共同制作テレビドラマのロケを誘致する実行委員会に補助する事業費1千万円、幼保一体化を計画している庵治地区と下笠居地区で、施設改修 のための実施設計費580万円やスポーツイベント(サンポート高松トライアスロン大会)300万円など。
国等の補助認証、制度創設に伴う事業:子育て推進対策推進費(子育て家庭が安心して外出できる環境整備を促進3190万円)父親の子育てを支援する手帳の作成520万円)。認知症の高齢者等やその家族を支えるための対策500万円。地デジ放送難視聴地域への補助242万円。
情勢変化への対応:県補助の水路・ため池整備など当初5件が28件と予定を上回ったため9225万円。太陽光発電システムの設置費補助事業で、申請件数が 当初想定を上回る見込みとなったため4700万円増額(合計1億5千万円)。運転免許証を自主返納した高齢者に5千円をチャージした琴電のイルカカードを交付する事業160万円。など
・ その他、県の緊急雇用創出基金
【議案第101号】高松市接続可能な水環境の形成に関する条例の制定について
【議案第102号】高松市議員報酬、市長および副市長の給与等審議会の審議事項の特例に関する条例の制定:教育委員、監査委員、公平委員、選挙管理委員、農業委員、固定資産評価委員に対する報酬の支給のあり方を、審議会で諮るため
【議案第103号】高松市火災予防条例の一部を改正について:新たな基準整備(固体酸化物型燃料電池への対応)と複合型居住施設用自動火災報知設備を認めるもの。
そして何よりも最大のポイントは
【議案第103号】高松市病院事業の設置等に関する条例の一部改正について:市民病院香川分院を10月から無床診療所化に移行するため。
です。

ご意見のある方はどんどんお寄せください!!

高松市のホームページでは議会開会9月8日にUPします。
写真は議案の資料です。(フリスクはサイズの比較のため)
しっかり格闘します!

2010年7月23日金曜日

奇跡の瞬間・瀬戸内国際芸術祭

7月19日の瀬戸内国際芸術祭開幕から、早4日。(でも、まだ4日)
前夜祭から繰り広げられている、感動の連続
もっと、丁寧に記していかないといけないのですが
バテバテとバタバタでなかなか書けていないことを反省。
さて、本題
昨日、アートをめぐる島の連続シンポジウムの第3回目
「拡大する美術、その周縁」に参加するために豊島に行きました。
シンポジュウムの内容についてはまた、別の機会に報告させていただきますが
本題、タイトルの「奇跡の瞬間」について記します。
シンポジウムが終わり、
豊島に作品を制作された作家の戸高千世子さん(作品№25)の運転で(すでにそれが奇跡?)
作品№21「島キッチン」に移動。もう一人作家の青木野枝さん(作品№19)と一緒に、昼食をいただいている
その時、奇跡の光景に出会いました。
それは、戸高さんが2006年、新潟越後妻有の大地の芸術祭で作品を制作した
その地域の方々約20名が豊島に訪れ、戸高さんと再会した瞬間に遭遇できたのです!!
昨年の9月に訪れた、越後妻有での視察の記録には、脱皮する家を支えている地域のおじいちゃん、おばあちゃんが
イギリスまで羽ばたいていることに感動したことを記しましたが、
目の前で、芸術祭に触れた 地域の方々が 何も無ければ訪れることのない島
に「縁」を頼りに皆で一緒に旅(巡礼)をし、縁を深め、そして新たな出会いを
重ねている、その奇跡の瞬間・シーンに出会うことができたのです。
知人のつぶやきに「島のおばちゃんが、スーさん(作品№18)に食べるもんを持っていってあげるんや~と
言っている光景に触れ。これが北川フラムさんがしたかったことなんだと改めた分かった」とありましが
現代アートを媒介として、島々で紡がれる多くの出会い・奇跡が
そこに住む人達の笑顔、元気になる
そしてそこに訪れる人々も 笑顔にするのだと
感じています。
その後、戸高さんの作品を案内いただき、堪能した後
青木さんの作品を鑑賞し、
青木さん自身が唐櫃(からと)の清水で冷たく冷やした
すいか を切ってふるまっていただきました。
私もすでに真っ黒になっていますが、まだまだ100日
自分に出来る役割をしっかりと果たして行きたいと思います。
そして、楽しみます!

2010年6月21日月曜日

今日、13時から一般質問

本日13時から、高松市議会で一般質問を行います。
インターネットでのライブ中継は
http://www.discussvision.net/takamatsusi/index.html
でご覧になれます!
1.雇用創出のための庁内プロジェクト組織の創設と雇用創出プラン作成への考え
2.健康福祉情報管理システムについて
(1)かがわ遠隔医療ネットワーク(K-MIX)に対する受けとめ
(2)ICTを活用した、医療・健康分野での取り組み
3.障害者自立支援・就労支援について
(1)障害者就労支援の総合窓口設置の考え
(2)障害者就業・生活支援センターにジョブコーチ等の相談員の追加配置を行う考え
(3)地域自立支援協議会と民間とのコーディネート機能強化の取り組み
(4)知的障害者の相談実施箇所を増やす考え
(5)障害者自立支援・居住サポート事業対象者について市営住宅入居時における連帯保証の免除を行う考え
4.小規模多機能型居宅介護について
(1)事業所の平均定員充足率
(2)なぜ厳しい制限要綱としているのか
(3)地域の資源であると認識した今後の取組み
5.地域包括支援センターの愛称を「高齢者相談センター」とする考えと今後の取り組み
6.コミュニティー放送への受けとめと、今後の支援・活用への取り組み

2010年5月16日日曜日

SOHOビジネススキル検定試験

NPO法人日本ITイノベーション協会による「SOHOビジネススキル検定試験」が高松で行われ、
NPO法人アーキペラゴが 四国の事務局を担っていることから駆けつけました。
(何もすることがありませんでしたが・・・)
17人の方が講義を受講され、認定試験を受けられました。
終了後、講師を含め懇親会に参加。色々とお話を伺いました。
10年近く前にもSOHOがブームのように全国各地で動き出しましたが
継続しているところは・・・。
自分から可能性を狭めるのではなく、大きな視野(全国)での取り組みが必要
と訴えられていました。
母子や障害者の自立支援など
社会が連携しあい「働く」環境つくりに つなげたいと 強く思いました。
今日の講師は
ある航空会社のCAから転進
会社をやめるきっかけが
「海外線で接客をしていると日本人客のコミュニケーションを見ていて、おかしい、能力が欠けている」
「このままでは、日本が滅ぶ」
と感じ、退職を申し出たとのこと(笑)
今、こそ 働き方や暮らし方を 再考し 再興する チャンス!
しっかりと、取り組んでいきます。

制度の壁

「おばさんを助けて欲しい」
4月27日に最初に相談を受けて17日にしてようやく解決に向かいました。
高齢であるおばさんをこれまで何かとお世話をしてきたが
自身が怪我をして歩けなくなったので
お世話ができない。
なんで行政は お年寄りをほって置くのか!
切実なる訴えでした。
数年前から 痴呆が進み
冬でも 衣服をまとわず 歩いている
排泄したままの下着で家に訪ねて来る
など、本来であれば介護サービスを受けたり、施設に入所するなどしてもおかしくない状況。
近所の方にお聞きすると
何年も前から「福祉サービスが必要」だと感じていたとのこと。
たまりかねず、行政に言いに行ったがなしのつぶて。
行政では、本人がサービスを拒否、同じ町内に住む実の娘が
サービスを受けないと主張。
これ以上、どうすることも出来ないとのこと。
先輩議員にも相談し対処を検討したが
「制度上 どうしょうもない」
という状況でした。
でも、何度か足を運び
色々な方からの話を聞いてみると
あきらかに「介護放棄」 虐待であると 判断されるべき状況でした。
高松市にも「高齢者虐待のマニュアル」はあるもの運用できていないと
思われる状況。
娘さんにも説得に行き(母の日に)
昨日、やっと施設に一時入所(ショートステイ)で保護することができました。
プライバシーに関ることでなかなか書けないことばかりで
お伝えしにくいのですが
ともかく、個人の権利を保護する という制度の壁で
本来、人として という基本的な判断
責任 が 履行されていないことに 憤りを感じています。
制度の壁を越えること
人としての 判断 責任
大切なことです!

2010年4月14日水曜日

都会のクリエーターは田舎を目指している

4月に入って、市民相談への対応と
友人を尋ね、意見をお聞きする 対話を重ねています。
やっぱり、人と会うのが 楽しいです。
さて、先日 デザイナーのYさんと 久しぶりにじっくりと対話。
「都会のクリエーターは、グリーン とか エコ とか言って 田舎を目指して動いている」
と つぶやいていました。
「自身は流れを掴むために、定点観測として都会に行き、見聞きするのだが・・・。」
「都市に 今までのように見るべきところが なくなっている」
「最近は、銀座など 昔からある、歴史が積み重なっている場所の変化を観ている」と
流石です!!
本当に 多くの創造性を持つ人々が
田舎に 居場所を求めていると実感します。
瀬戸内国際芸術祭は 時を待っていたように 今 開催されます!
私はこれから起こる大きな「化学反応」に 期待を膨らませています。
そして、今住んでいる この地を 宝物であると自身を持って語れる 
高松市民 讃岐人を
増やしたいと 願っています。
今日は、朝早くから 小豆島町の選挙の応援のため島に渡っていました。
風が強く 帰りのフェリーで お土産に愛車を塩漬けにしていただきました!

2010年3月25日木曜日

競輪場は儲かっている?

先日の経済環境常任委員会で質問したことに対する
返答がありました。
競輪場の敷地面積は?  86,342㎡
明らかになった簿価は? 43億7500万円 (残念ながら時価ではありません)
議員に当選して、最初に市内施設の視察に出かけたのがこの競輪場です。
確かにこれまで毎年数億円(近年は1~2億円)もの収益金を
高松市の一般会計に繰り入れるという
近隣町からも羨まれる 公営ギャンブル。
また、およそ130億円の売上をあげ
多くの雇用を担っている事業であることは十分理解しています。
でも、毎年数億円の繰り入れをしているので儲かっている
との認識を 他の先輩議員は思っているのではないかと感じるので
敢えて質問をしました。
冒頭の敷地、もし民間事業者が保有していれば
年間4億円もの固定資産税が 高松市には入ってきます。
まして、建物が建てばその固定資産税も。
もっと言えば、売却によるキャッシュフローを活用すればもっと
価値を高めることができると思います。
何せ、県立中央病院の移転先に近接する
超一等地なのですから・・・。
まちづくりは 大きな視点で!!

2010年3月24日水曜日

屋島陸上競技場、決定??

午前中、高松市平成22年第1回定例議会で
22年度予算を含む議案が議決されました。
これには あの
「屋島陸上競技場 60億円 につながる予算」が含まれていることから
納得できないとして、会派内、市当局と バトルをして参りました。
結論として、私も「賛成」で 議決しました。
?????
何でやねん!と 突っ込まれそうなので ご説明をば
今回の予算では 陸上競技場の基本設計業務の予算 
4,700万円が含まれていることから、
必然として、整備予算60億円が推測されるので
断固反対して参りました。
簡易駐車場(自走式)などによる減額を含め、道路混雑など
まだまだ、検討すべきことがあることを 市当局が認め
また、 公募型プロポーザル 
これは、発注者が業者の参加を公示により募り、
技術提案書などの提出を求め、発注者は提出された
技術提案書などをもとに審査をするものです。
で、プランを募り 審議するとの 段階が残っているとのことなので
とりあえず、賛成をしました。(汗)
今後、しっかりとチェックすることを お約束します!!
議案には 反対の立場で
「同和問題、椛川ダム、丸亀町(G街区)の再整備、屋島陸上競技場、塩江の学校統合」
「陳情 改正貸金業法の早期完全施行、議員報酬について」
がありました。
議員報酬については、 減額を議論する前に
もう一度、議員は何を為すのか
その費用はどうあるべきか の議論なしで
決めようとすることに 違和感を感じます!

高松市、次の世代への負担割合20.8%

今日も市議会控え室で 資料とにらめっとです。
議員になったときから、ずっと訴え続けてきた
「高松市のバランスシート」
がやっとできあがってきました。 といっても平成20年度の(笑)
自治体の経営内容は、資料を見てもなかなか分かりにくいものでした。
でも、企業経営と同じ考え方で 発生主義と複式簿記の考え方を導入した
新しい公会計モデル(高松市は 基準モデルを採用)による公表で
やっと、将来の住民の負担があきらかになりました。
これによると、
一般会計の 
資産合計は 1兆5,105億円   負債合計は   3,032億円
                     純資産は  1兆2,073億円
市民一人あたりに換算すると
    資産 355万円   負債 71万円
                資産 284万円
高松市の社会資本(道都や庁舎などのインフラ)を
世代間比率(負債÷(事業用資産+インフラ資産))は20.8%
となっており
今の資産は、現役世代で約8割を負担し、
約2割を 次世代からお預りし 整備していることになります。
水道などの公社や財団を含めた 連結決算でも
21.7%です。
今のところ他市のデータを比較することができませんが
大きく過失(つぶれそう)が潜んでいるというわけではありません。
・・・しかし、今回の資産評価が適切なのかどうか
これから検証していきたいと思います!!

2010年3月18日木曜日

官製ワーキングプア???

今日は、午前中 地元の小学校 弦打小学校の卒業式に参列。
午後から、経済環境常任委員会での審議でした。
議会も大詰め。
さて、タイトルの「官製ワーキングプア」について
今議会の中で何名かの議員から質問がなされていました。
質問の内容を聞いていて、どうしても????が頭の中を駆け巡っていますので
今日のタイトルとして、記しました。
確かに、保育所など「全く同じ内容の仕事をしておきながら」身分
正規雇用と非正規(嘱託職員・臨時職員)で給与の額に大きな差があることについて
適正でない。不公平だとは認識しています。
行政の言い分では「定型的で補完的な仕事を非正規職員に担っていただいている」
といつも言います!(怒)
本当にそうであれば問題はありませんが・・・。
現場では「人」の力を発揮するマネジメントができていない!と感じています。
私も昨年、このマンパワーと人件費について一般質問をさせていただきました。
人件費の安い人でまかなえば、総人件費が下がるという考えは
間違っています。
民間の感覚で言えば「パート」といっても最大限の人材(宝)です。
ただ、雇用形態がパートなのであって、その人の持っている能力を最大限に発揮することの方が
効率も上がり、サービスも向上します!
しかし、です。
高松市の嘱託職員の給与が本当にワーキングプアをもたらしているのでしょうか??
1日6時間(週30時間)の勤務で月額約15万円
これに社会保険と交通費等がプラスです。
単純に時給計算すると1250円+社会保険+α
これで「ワーキングプア」だ
と声高に叫ばれると、民間企業 特に中小企業はどうなる!
頭の中で?????が並びます。

2010年3月9日火曜日

実際はLRTありきなの?都市交通をどうするの?

先週の4日傍聴しました
「高松市総合都市交通戦略検討協議会」の資料をもう一度見直しています。
今議会でも、予算の措置(実証実験を委託費を含めて330万円)がなされている
こともあり、じっくり見ています。
市民のみさなんから良く
「LRTありきで議論をしているんじゃないか!」と
言われますが、
高松市では、環境に配慮した都市交通のあり方を
体系的に、しっかりとした計画が練られています。
以下、ご参考まで。
http://www.city.takamatsu.kagawa.jp/file/10526_L46_keika.pdf
今回、傍聴しての感想ですが、
都市交通の整備を3つのステージに分け、
今ある施設(琴電)を有効に活用しながら
足元を踏み固めるように、計画を遂行しようとしている。
その整備開始の前に、今回社会実験と称して、マーケティング調査を行う
というもので、理にかなったプラン構築だと思います。
しかし、協議会の中でも発言がなされていましたが
「都市交通だけを論じるのではなく、どんな街(都市)にするのかという
ビジョンを指し示す必要がある」
「実施のスピードが遅すぎる」
との指摘には全く同感です!!
私も、これまでの議会の中でも質問を重ねてきましたが
中心市街地をどうするのか?
地域・生活交流拠点をどうするのか?
行政は「民間活力の活用」
という言葉に逃げるのではなく、政策として
意思決定をしないといけません!
土地利用の規制や 民間投資を誘引するための 補助施策
が必要です。
兎も角、出来ることは今すぐに!
着眼大局、着手小局!

2010年3月5日金曜日

合併して良かった!?

今日から3月定例議会の開会です!
平成22年度の予算を決定する大切な議会。
山のような資料と格闘です。
さて、合併町の方々からよく
「合併しても、役場が遠くなるばかりで なんちゃええことないわ~」
とおしかりを受けることがあります。
小さなことからでも、良くなったたと感じていただけるようにと心がけ
市民の皆様からのご要望に耳をかたむけていました。
昨年、委員会での質問の際に
「合併町の防犯灯が少ないのでは?」
「整備の進んでいる旧市内と合併町が一律な設置件数ではいけないのでは?」
と質問をしました。
今年に入って、緊急雇用の制度を活用し
「防犯灯の設置状況の調査」が行われ、
先日、報告がまとまったとのこと。
これらの結果を踏まえて、防犯灯の設置件数を
市内全域 一律というのではなく
不足しているところに 配分が増えるようになりました。
いっぺんにはいきませんが
「暗くて怖い」との声が少なくなることを
そして「合併して良かった!」と言っていただけると
とてもうれしいです!
予算書を見ながら、小さなガッツポーズ!!

2010年2月26日金曜日

屋島陸上競技場60億円、変更なし!

今日明日で、高松市の平成22年度当初予算の説明会が開かれています。
一般会計当初予算は、21年度当初予算に比べて約50億円(3.7%)増加
の1,428億円となり
過去最大規模であった昨年をさらに上回る規模となります。
とはいっても、その最大の要因は 子ども手当て!!
今までの児童手当に上乗せをする形での実施(怒)
第2期まちづくり戦略計画を推し進めるための施策事業が盛り込まれた
積極的な予算となっています。
さて、本題
その予算の中にも、屋島陸上競技場の再整備計画が盛り込まれています。
(基本設計策定業務委託費 4700万円)
ということは、約60億円を費やす計画が変更をされていない!!
ということになります。
今日、配布された「屋島陸上競技場再整備基本計画」の資料を見ても
納得いきません!!
駐車場が足りない根拠として
20年度の主な大会・イベントの来場客数(といっても申請人数??)を
ひきあいにし、本当は5000人/1日 規模の潜在利用者が見込めるとして
計算式(シュミレーション)を出し
駐車場が足りない としています。
20年度でも、2000人を超える来場は、年に6回(それも申請人数)
年に数回実施のために、200台の駐車場を整備するために
約20億円が必要?
これは、本当に投資といえるのでしょうか??
先の議会でも、私も質問しましたが
私は 未だに 納得がいきません!!
市民の皆さんの 声を是非 お聞きしたいです。
膨大な資料をひとつひとつ チェックする日々です。

2010年2月21日日曜日

お父さん応援講座

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昨夜、かがわ子育て支援県民会議が行っている
>「お父さん応援講座」
太田中央講演で開催いたしました。
このプロジェクトは NPO法人新座子育てネットワークが
2007年より開始したプロラムで
第1回にっけい子育て支援大賞を受賞するなどの表彰を受け
マスコミにも注目されているもののようです。
プロジェクトの内容は
http://ccn.niiza-ksdt.com/papa/p_index.html
「お父さんは、地球でいちばん素敵な仕事」
とのコンセプトを掲げ
仕事と家庭(子育て)の両立について、考えさせられました。
日本の30代の男性の2割以上が、週60時間以上働いており
子育てに費やす時間の平均がわずか33分と
世界の中でも、かなり少ない現状。
パパ達の多くが、子どもと過ごす時間が少ないと悩んでいます。
こんな、現状を VTRを通して認識し
お父さんの役割やワーク&ライフバランスについて グループ討論
さらに、地域や職場などで どんな子育て支援のメニューがあるのか
を書き出す、ワークショップ
そして 仕事と家庭のイメージを形に表しながら
グループ討議をする ワークショップ
2時間の時間があっという間でした。
多くの、パパ達が この研修に参加し
仕事と家庭(子育て)について、考える(意識を変えていく)ことが
大切だと思いました。
それから、社会(とくに企業)が そのことを認識する必要があると思います。
一番大切なこと
妻に 感謝とねぎらいの言葉をかけること
取ってつけたようにならないように、さりげなく実践して参ります!

2010年2月19日金曜日

天守台の石垣修理

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午前中、高松城整備・天守閣復元特別委員会で
史跡高松城整備検討委員会等の状況報告と
天守台石垣工事についての説明を受けた上で
現地に行き、およそ3mまで積みなおした石垣の現場を視察して参りました。
地道で緻密な作業が積み重ねられています。
大きな地震がないかぎり、数百年もの未来にも残す
大切な仕事
今、かかる費用にばかり目を向けるのではく 長いスパンでの視点も必要です。
しっかり注視して参ります。
城内中学校跡地の史跡への追加指定は、まだまだ未定です。

2010年2月16日火曜日

今日が120歳の誕生日

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記念すべき、市政120周年記念として
高松市自治基本条例制定フォーラムが開催されました。
基調講演
「自治基本条例の活かし方~住民主体のまちづくり」
相模女子大学 人間社会学部 社会マネジメント学科
教授 松下 啓一 氏
からご講演
自治基本条例のポイントとして
①行政と議会が信託された役割を十分に発揮すること(働け!) 
 特に、市民の公共力を活かすように 仕事を組み立て直す
②地域コミュニティ、NPOなど市民を公共主体として位置づける
そのためには、行政と市民との 違いを知ること、そのためには
信頼関係をつくること
とのお話しをいただきました。
引き続き行われたパネルディスカッション
とても 面白かったです。
特に、コーディネーターを勤められた 中川 幾郎(帝塚山大学大学院 法政策研究科教授)
のざっくばらんでかつ 切り口の鋭い進行に感服。久しぶりにパネルディスカッションらしい会を見ました。
柘植さん(元 自治条例を考える市民委員長) 
「市民には、住民自治を担う権利がある!」「協働には時間が必要、行政はその進行に許容を!」
との訴え。
佐藤さん(コミュニティ協議会連合事務局長)
現場からの苦言(市職員の地域への参画が無い!)ことや問題点は的確でした。
地域コミュニティの役割は大きく
その、マネジメントを行う 人の育成
市民の民力を向上させることが急務であり、最大のポイントであることは
間違いありません!
いずれにしても、市政120年にして もう一度 自治を私達の手に取り戻そうとの
出発の会になりました。

2010年1月30日土曜日

地域医療-再生への処方箋

昨日、香川県市議会議長議員研修会が
国際ホテルで開かれました。
「地域医療-再生への処方箋」と題して
城西大学経営学部 准教授 伊関友伸 氏をより お話を伺いました。
自治体病院の危機的な状況を
1.財政上の危機
2.医療上の危機
特に、医師不足問題に触れ、その原因を深くお話しいただきました。
・少ない医師数(OECD30カ国中26位、外来件数は世界一)
・仕事の増加(患者への説明、医療安全=直ぐに訴えられる)
・女性医師の増加(子育てしやすい環境がない)
・劣悪の労働環境
2004年にはじまった「新臨床研修制度」により
医師が集まる病院といなくなる病院とに 2極化が進んだ!
でも、新制度が原因の全てではない と力説。
医師がいなくなって困るのは、自治体と住民
政治と市民により、医療を守る想いが不可欠とのこと
1時間30分の講演時間のうち
1時間20分をここまでに費やし、残り10分程度
肝心の処方箋は???
詳しくは自書を見て!になるのかと心配しましたが
レジュメには、沢山の改革をしている事例を紹介されています。
私が特に注目したのは、医療と福祉の連携
病院が本来の医療の提供の場ではなく、老健施設の代わりになっている実態。
地域で包括した、医療、福祉(介護)、健康づくりの体制を築くこと
これは、政治の役割です。
また、高度専門家され細分化された今の医療のなかで
総合医の必要性も訴えられていました。
有名な、県立柏原病院のコンビに受診撲滅のためのお母さんたちの取り組みなど
も紹介されていました。
最後の最後に
「地方議員の勘違いの暴言で、医師がやる気をなくしている」
「思いつき思い込みの質問は暴言と同じ」
との厳しい言葉を残し、講演が終えられました。
余程、「議員が厳しい医療環境を認識していない」との考えであったのだろうか
再生への処方箋とのタイトルより 議員よ現状を認識せよ!
との内容だったように感じます。
今後、しっかりと調査していきたいと思います。

2010年1月11日月曜日

オリーブ卒業生親の会・新年会・成人式

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香川中部養護学校の卒業生を支える
オリーブ卒業生親の会の新年会と 成人式が
マツノイパレスホテルで開催されました。
私は、今年で4年目の参加となりますが
明日、高松市の成人式で渡される 成人のしおりを届けさせていただきました。
今年の成人式実行委員会で考えたテーマが
New Sensation (新しい 感じ方)とのこと、
激動の時代にこそ、このNew Sensation である 新成人が
未来を切り拓こう!との決意と
仲間・家族との絆など 変わらない大切なものを感じたい との想いだそうです。
今日の、養護学校を卒業した 新成人とそのご家族こそが
幸せを感じられる社会が 良い 社会であると 感じます!!
障がい者を取り巻く環境も激動です。
今年予定されている 「障害者自立支援法」の改正が
単に、昔に戻るのではなく
今までの変化変化の中で 苦しんだ方々の努力が
積み重なるように、良く変わることを強く訴えて行きたいと決意をしました。

2010年1月5日火曜日

高松市中央卸売市場 平成22年初市祈願祭

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高松市中央卸売市場の平成22年初市祈願祭に参列いたしました。
朝6時からの開式のため、いつもより早い(かなり)起床です。
この早朝の臭いを嗅ぐと、子どもの時「おはようミニマラソン」の思い出がいつも浮かびます。
昨年、経済環境常任委員会でこの中央卸売市場のことを調査してきたこともあり
昨年に参列したときよりも一層、市場の安全・安心そして発展を祈願する想いが深まりました。
あいさつに立たれた方々からも、厳しい経営環境を憂えるだけではなく
創意工夫により、今できる改善・努力を行う決意が述べられており、
いついかなる環境下にあっても、挑戦する所に 希望と未来があることを感じたスタートでした。
式の終了後、朝食を頂戴し、「オリーブハマチ」を味わさせていただきました。
ぎゅっと脂身が凝縮して、ぷりぷりでした!!
式のあと
街頭演説を行い、控え室に出勤!
今日も、新年のごあいさつまわりで 駆け回ります!