今日は高松市議会の代表質問でした。
防災について で重要な答弁がありましたので報告いたします。
高松市ではこれまで防災への備えとして
水防本部や災害本部の設置を 32会議室を使用し
災害発生時に設備機材を設置し、災害対策本部を設けるとしていました。
議会では何度も、災害対策本部の常設化や消防局との連携
復興については大切な社会インフラとしての、上下水道復興への連携に問題があることを
指摘してきていました。
今日の質問に対して、大西市長から
災害対策本部を常設化すること
市役所の西側の駐車場(昔、市民会館があった場所)に
整備をし、課題である消防局との連携強化を図ること
更に、上下水道局は、耐震化への対応も含めて、旧楠上浄水場跡に移転建設を予定していたものを
市役所西側に危機管理センターと一緒に整備をするほうが有効との
考えが示されました。
大きな前進です!
驚いたことは、上下水道局の建設計画が変更できることです。
環境変化に対応し、柔軟に建設計画を見直すこと
出来るじゃないですか!
もうひとつ、今議会での争点となる事項
12月5日(前回のblog)でも書きましたが
来春の組織機構の見直しについてです。
同志会から 創造都市推進局の設置に伴い
現在の産業経済部にある「農林水産課」と「土地改良課」が
見直しにより、農林水産課はソフト事業を担うものとして 創造都市推進局に
土地改良課はハード整備を担うものとして、都市整備局に
移管する考えに対し、猛烈な反対が示されました。
土地改良課は、農業振興の重要な役割を担っており、夫婦のような存在。
それを別々の局に所管させることはおかしい!との主張です。
私自信は、この土地改良課の事業について不勉強なので事業内容を見直して議論に望みたいと思います。
市政概況によれば、土地改良事業の基本方針は、農業生産の向上と農業の健全な発展を図り、さらには農村地域の環境整備を通じて、市民生活の向上を図ることとされています。この方針に基づき
①ため池の改修 (農業用水の確保のほか、防災の観点から洪水調整機能など)
②農道の整備
③水路の改修
④ほ場の整備(合理的な農地区画を形成するための農地基盤改良)
を行うこととされています。
この文面だけを見ると、都市整備(ハードの整備)のようにも思えるのだが
事業内容を詳しく見たいと思います。
市だけじゃなく県・国まで遡る縦割り行政のなごりでしょうか。
返信削除公共事業を受注する側としては「土地改良課=農水省系」「土木課=旧建設省系」と区別してました。
設計積算基準・仕様規格なども両省からの流れで違っていましたね。
末端?となる市だけでその区割りを変えるのは大変かもしれません。
利水権益などもからみますので反対もされるのでしょう・・・
ため池の底を這い回っていた頃が懐かしくてついコメント。
spock さんコメントありがとうございます。
返信削除本当に国が多くを握っているからこうなうのですね。
現場はひとつです。
基礎自治体に権限が来ると、もっとシンプルになることが多いですよね!