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明日への一歩

2017年6月23日金曜日

高松市議会の改革

本日、高松市議会の平成29年度第3回(6月)定例議会が閉会しました。

議員として3期目(10年)を経て、これまでに議会について大きく疑問を持ち
変革が必要だと感じ続けていることがあります。

それは、議会活動の華??とも言える 議会での質問についてです。

10年前に初当選し、何も分からない中でいきなり最初の6月定例議会で一般質問を行って以来、悩みながら取り組んできているのですが、どうにも納得がいきません。

意思決定支援業(経営コンサルタント)という仕事を経て議会にきたので、余りにも現状の質問を聞いている時間が苦痛です。いったい何の為に質問を行うのだろうか???と

市民からの相談や対話、政務調査活動の中で気づいた事柄、市政運営についての問題点を指摘し改善するために貴重な時間を費やすものと考えるのですが・・・。そうでないことが余りにも多いのです。40人の議員と市長を始めとする多くの職員の時間を費やし開かれる議会です。すごいコストなのですよ!限られた時間なのですよ!

許せない質問の代表3点

①市政に関係ない質問
 「アベ政治の***がダメだ、市長はどう考えるのか?」
 それは市長に聞いたってだめでしょう!パフォーマンスに時間を割いている場合ではありません。市議会は市政運営について質す場です!

②お伺い質問
 「雇用が大事です、企業誘致の状況は?」????
 本当に良くあるのが、単なる質問(question)。数や状況を大切な議場で聞かなくても、資料(市政概況や各種計画)を見たり、日常で担当者に尋ねれば分かることです。問題点を浮き彫りにするために数や今後の取り組み方針などの状況を聞くのはいいとしても、そこで終わってしまえば、貴重な時間を費やして教えてもらっているだけです。現状をしっかりと認識したうえで、今行われている市政運営の問題点や改善点を指摘することが必要なのではないでしょうか。

③同じ質問
 単なるお伺い質問の上に更に質の悪いのが、以前他の議員が質問した内容を、何の再調査や提案もなく質問すること。今は高松市議会のホームページからhttp://www.kaigiroku.net/kensaku/takamatsu/takamatsu.html で、平成3年以降の質問内容が原稿で見ることができます。キーワード検索もできますので、気づいたことについて検索すれば、過去にどのような指摘がなされ、市はどの様な対応を行おうとしているのかも答弁を見れば分かるのです。
 もう一つの同じ質問は、質問でのダブりです。代表質問は市政全般について会派を代表して質すので、旬の話題(決算見込みなど)が被ってしまうことは仕方がないのですが、答弁は全く一緒なので4回も5回も全く同じ言葉を聞くのは、時間がもったいないと感じています。

民間の会議とは違い、議会は議員が市民の声を背負い質問を行う場なので、全く無駄なく効率的な運営とまではいかないまでも、「市民の福祉の向上」を目的にするのなら、議員同士がお互いに律して質の向上を図るべきだと考えます。議員は選ばれてきているので何を聞いても自由だ!ではいけないのではないでしょうか。

これまで沢山述べてきましたが、市民から見れば「待機児童が問題だ」とのニースで聞くようなお伺い質問は、分かり易く、とっつき易いのだろうなと思い、悩ましいかぎりです。

議会改革が叫ばれる中、「質問は何のために行うのか?」との根本に立ち返って議論を行う必要があります。

議会の役割は、二元代表として合議の上で市長を中心とした行政運営をチェックすることと、足らざることを提案(政策提案)すること、そして議論の過程を通じて、争点を市民に分かり易く説明することのはずです。ひとりの議員の質問(気づき)が、そのまま市政運営の改善につながれば一番効率良い働きとなるのでしょうが、そうは簡単にいきません。それでも市の方針(答弁)を皆が聞いて、その事を議会で議論し、様々な立場に立って意見を交わすなかで合意形成を図ることが大切なのだと思います。

高松市議会で一番欠けているのが、この議論する「場」だと思います。
議員一人ひとりが行政に対峙しているのでは、議会ではありません。

発言回数や時間に制限があるといったことなど沢山の課題があるが、
何より根本の議論をしたいものです!
昨年度は私は、議会運営委員会の副委員長として、何度もこのことにトライしたのですが力及ばす進みませんでした。残念ながら今年は議会運営委員ではありませんが、あきらめずに挑みます!

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