gnav

  • facebook

明日への一歩

2008年11月30日日曜日

フィンランド教育成功の秘訣

午後から、香川フィンランド協会創立10周年記念講演会として
「フィンランド教育成功の秘訣」と題した講演会に参加しました。
最初に 駐日大使 ヨルマ・ユーリン氏からの講演
高い教育レベルを作り出している要因として
できる子とできない子の差が少ない高い平等な教育
でした。
また、記憶をさせ点数を競わせるのではなく
考えて表現をすることに力点をおいていること
社会全体で教育を支えていること
面白かったのは
英語のTV番組はふきかえをせずに 字幕をふっているのだとか・・・
すごい 創造性
フィンランドは教育ばかりではなく社会福祉においても
満足度の世界一高い国です。
学校だけに任せるのではなく、家庭や社会が一丸となって
育てているのがよく分かりました。
その後に話しをしていただいた
(社)日本フィンランド協会専務理事の 早川治子さん(弁護士)
の講演は 感動しました。
日本とフィンランドの教育のどこが違うのか?
文面的には同じ 教育基本法 (弁護士の視点だな~)
を持ちながら
その教育指導要領の扱いが全く違うこと
日本の平等感で 微に入り細に入り 雁字搦めで教え方を規定していることと
フィンランドでは 先生に最良を任せ(時間割もない)最低限教えることを達成すること
先生のプライオリティも質も高いのだ!
フィンランドの戦後と日本の戦後の違い、
侵略軍を入れなかったフィンランド
アイデンティティを守ったフィンランド
その差が今にあるのだという。
私が特に、感動したのは
早川さんの子育て
夫婦とも弁護士であり、豊かな社会にあって
どう自分の子供に 厳しい社会を教えたのか?
全てないないづくしで育てた
・テレビもない・おもちゃも与えない・手作りの食事・付きはぎだらけの衣装
すごいな~ と感心しました。
私も ハングリーに育ったので
子供にも同じように、余り与えたくないのですが・・・。
妻や環境に負けてしまい・・・。
強い意志の方だな~と
最後に早川さんが
日本人は、もっと日本の文化や先人の残した宝を
誇りにし、自身を持って行くべきだ!
との強い訴えに 大いに共感しました。

子供の虐待の背景にあるもの

画像

今日は、午前中
NPO法人 子どもの虐待防止ネットワーク・かがわ
と 高松市が主催する
「子供の虐待の背景にあるもの ~母性の発達と支援」
と題して 山陽学園短期大学教授 村中 由紀子 先生の講演がありました。
私も、このNPOに所属しているので
日頃は、なかなか お母さんの電話相談に
ボランティアする ことも
お母さんに 警戒感や違和感を与えてもいけないので
こんな時でしかお手伝いできないので
受付をお手伝いしました。
母性とは もともと備わっているものではなく
子供に対する愛情・育児は 母の意思・忍耐力である
後天的なものであるという 地点から出発しないといけない!
と切り出した講師の話は とっても分かりやすいものでした。
かつては 家社会であり 子供にとってのお母さんは一人ではなかった
姑やご近所のおばあちゃん達・・。
そして、生きていく中で 思うようにならないことばかりの生活に
囲まれていたので、周りとの折り合いを付けるのが上達していた。
しかし、今のお母さん達は 恵まれた環境にいるために
謙虚ではない。
子育てが思うようにならないことが 受容できないのだという。
また、そのお母さんが育ってきた背景があって今の子育てがあることを忘れて
上から目線で、子育て放棄や困難者への支援をしても
うまく行かない!
また、支援もひとりではなく 多様なひとが関わって
多様な対応ができる
昔の家社会のような 社会=支援が必要である
との話しは 大変参考になり
また、話しは 岡山弁で 演劇を見ているような
表現力で 魅了されてしまいました。

2008年11月21日金曜日

高松市・トゥール市姉妹都市提携20周年

画像

午前中は、市民相談
午後からは、高松市・トゥール市姉妹都市提携20周年
の記念式典・記念講演会に出席しました。
フランスのトゥール市からお迎えした助役さんと大西市長の
固い握手の1カットです。
シャンソン・ミニコンサートとして
高松市生まれのシャンソン歌手
別府葉子さんによる演奏がありました。
日本で有名なよく耳にする曲目をセレクトしてくださり
届けていただいた歌声は、とっても澄んでいて
溢れるフランス語で
ホールが 華やかで優雅な空気に包まれていました。
歌もさることながら、弾き語りのギターも素晴らしかったです。
女性の奏でる ギターの音色は
繊細で心地よい響きだな~と 感心していまいた。
フランスと日本は お互いに文化で影響を与え合った国
両市の20年の信頼の絆が より深くなることを
祈ります。
帰りに、時期を併せて開催している
物産展(トゥール市をはじめとした水戸、帯広などの姉妹都市の物産)
に立ち寄り、思わず衝動買いを沢山してしまいました。

2008年11月20日木曜日

アメリカではゴミはまとめて埋めるのみ!

昨日は、朝から直島に渡り
市民からの要望が実現した
急傾斜地でのがけ崩れ防止工事の完成現場を
都築県会議員と視察をしてきました。
これには、作田町会議員さんが案内をしてくれ
その後、直島の文化巡りを ご案内いただき。満喫してきました。
さて、本題
我が校の英会話講師との、市政ミーティング第2弾
昨夜のテーマは ゴミ処理のシステムについて
Hans 君は 直島のクリーンセンターを先日見たそうで
焼却施設やリサイクルの仕組みに大変関心を示し、昨日の対話となりました。
アメリカの(彼の住む町)では、週に一度ゴミ収集車が来て
燃えるものも、燃えないものも、家具や冷蔵庫などもまとめて
取りに来てくれて、それでまとめて出すそうです。
そして、まとめて広大な敷地に埋めるのだそうです。ただ埋めるだけ。
埋めてしまえは、上からプラスチックでカバーをし、
ゴミから発生したメタンガスを取り出す煙突が設けられ
そこからメタンガスを収集して事業としているそうです。
焼却したり、分類などをするとコストが高くつくので
ただ埋めるだけ!
いくら広いとはいえ・・・・。
ソウルシティー(もちろん韓国)では
最近の日本と同じく、ゴミ収集袋を有料化しているのだが
とっても高い(1枚2000円ぐらい?)そうで
そんためか、町のあちこちがゴミだらけなのだそうです。
そうそう、彼に 直島のクリーンセンターは豊島のためのもの
と説明をすると、目を丸くしていました。(四角だったかな)
私は、かつての「江戸のまち」エコタウンが 求められると思います!

2008年11月19日水曜日

本があって人がいる学校図書館を願う会 懇談会

午前中は葬儀
午後から「本があって人がいる学校図書館を願う会」の懇談会があり
参加しました。
これには、公明会派から私を含め
竹内俊彦さん
中村伸一さん
同志会から
高木さん
共産党から
藤井さん
そして、無所属の植田まきさん
も参加していました。
会の名称のとおり
本があって(標準図書=定められた整備目標数の図書)
人が居る(指導してくれる専門の司書さん と 本に触れる子供たち そして先生達)
ことにより、豊かな子供たちを育てることを目的にしているとのこと。
この大切な取り組みをボランティアで12年間続けてきたそうで、頭が下がります。
私が立候補した時、
街頭演説や市民との語る会のときに
学校司書の重要性を語り、問題として取り上げていた課題です。
そのために、今日は参加できて本当によかったです。
なかなか司書さんとの接点が作れずに
踏み込めなかったのですが
これをきっかけに
一気に踏み込みたいと思います。
夜はまたお通夜
です。

2008年11月18日火曜日

猪注意!

今日は午前中
12月議会質問の会派での調整でした。
代表質問が 大山高子さん
一般質問に 竹内俊彦さん
そして私の予定(12月15日)
もう少ししたら、内容のアップをいたします。
もし、取り上げて欲しい内容がありましたら、どしどしお寄せください。
午後から、要望をお聞きして1年がかりでやっと設置ができた
「猪注意!」の道路標識の設置場所を確認
新聞記者(公明新聞)が入り、地域の方と 記念撮影!
猪の被害は農作物だけではなく、交通事故もあるんです!
その後、県庁に行き
都築県会議員を通じて、市民からの相談をうけて県の担当者にヒアリング
その後は調査活動を行っています。(進行形)

2008年11月14日金曜日

いのちの応援舎

最近は12月議会での 一般質問の調査活動と
市民からの相談
衆議院選挙への対策?
に奔走しています。
今日は午後から NPO法人いのちの応援舎 山本理事長さんを訪ねました。
こちらでは、助産院(ぼっこ助産院)や デイサービス、おやこ広場、病後時保育
を運営している所です。
施設に入る時にすれ違った、
小さなお子さんを抱きかかえながら、もう一人の子供を追いかけながら
出て行く若いお母さんの、ほのぼのとした姿と
施設の入り口にあるカフェ? 
で5~6人の若いお母さん達の 楽しそうに談笑している姿が
とても印象的でした。
施設の随所に、その経営姿勢が伺え
とても感心しました。
私は経営コンサルタント(最近は活躍してないが・・・)の経験から
その企業や組織が 生きているのか そうでないのか
訪問すると 臭いで分かります。
この職業病を 維持していきたいものです。
山本理事長さんから1時間余り話を伺う事ができて
「志」に触れ 改めて感動しました。
このように、民間が「志」をもって取り組んでいる事業を
しっかりと応援していきたい!
NPO活動や市民活動を 育てていきたいと思います。

2008年11月13日木曜日

アメリカ人講師と市政を語る

2週間前のこと
私の経営する英会話スクール(ジェムスクール香西校)で水曜日の講師をしてくれいている
Hans(ハンス)君が
「自分はシティ・マネージャーに関心がある、日本の行政運営に興味がある」
「そういえば 敬司は市議会議員なんだね」
「沢山質問したいことがあるのだけれど・・・」
このことがきっかけとなり
行政運営ミーティングが開始することとなりました。
私も、英語の勉強になるし
アメリカでの市政運営も学べるし、お互いに Win-Winで
アメリカでは、シティ・マネージャー制度が主流で
選出された議員(Hansの市では5人、高松と同規模のカンザスで12人)
の中から市長(Mayor)を選出
議会は シティ・マネージャーを雇い
市の運営をマネジメントさせる。
シティ・マネージャーは大学で行政運営を専攻し
MPA(行政経営学修士)を取得している者が大半を占めるそうである。
そして、議員も市長も兼業であるという。
あまりにも違いすぎて・・・。
「日本に来て 驚いたのは住宅地と農地がミックスしていること、何故?」
との問いかけは、新鮮であり要点をついています。
戦後の農地解放の功罪で都市計画が失敗している、痛い質問です。
私の英語力があれば もっと踏み込んだ議論ができるのに・・・。
悔やまれますが、これを機会に・・・。

2008年11月12日水曜日

平成20年度高松市子ども議会

画像

今日は、午後1時から
高松市文化奨励賞贈呈式が行われました。
農村歌舞伎園座の副会長として活躍するなど、地域での文化活動を推進されている
鎌田義美さん
香川フルート友の会 会長でもあり 自身の演奏活動を続
フルートの指導をされている
都村慶子さん
が受賞をされ、祝福で参列しました。
文化の力は 地域に創造性や品格を高める 底力となるものと信じます!
2時30分からは
第4回目となる 高松子ども議会が開かれました。
水不足で、プールに3年間も入れなかったので
後輩たちには同じ想いをさせたくないとの視点で
渇水対策や
中国四川省や東北地方の大地震を目の当たりにしての
大地震への備えの現状を尋ねるなど
議員としての原点として感じ続けていけないと思う
姿勢を教えていただきました。
傍観者ではなく、政に 子どもの時から 強く関わる
そんな 高松になって欲しいですし
そうしていきたいと 思います。

2008年11月8日土曜日

地域コニュニティー他(常任委員会)にて

今日は午後から、総務消防常任委員会があり
継続審議中の「地域コミュニティー」についての議論がありました。
来年度からこれまで地域に渡されていた補助金(分別収集推進事業など)
8つが、地域まちづくり交付金として一元化されて渡されるとのこと。
先輩議員も含めて 2時間近く議論がなされたのですが
議論の論点が・・・・。
そもそも、問題・課題(issue)が何なのかが明確ではないと感じました。
だから議論が バラバラ
私が認識している issue は
地域コニュニティーとは何であり、これからどのような姿になっていくのか(行くべきなのか)
の姿・ヴィジョンが明示されていないために、地域コミュニティーの役員や市民
もっと言えば、議員ですら 共有する姿が描けていないことであると判断しています。
それが問題であれば
今議論されている「高松市自治基本条例」の制定と
併せて、地域では何を担うのか!
との議論がなされ、ヴィジョンを明確にすることが先決です。
それを行うための、議論の場所をつくり
その議論の過程を情報開示する
事業を予算化して実施する。そこからではないでしょうか。
地域に押し付けて どうぞ検討してください。お金を一元化しましたからでは
ナンセンスだと思います。
その他、屋島陸上競技場の整備方針と
超高速情報通信網整備事業
の調査会が行われました。
国の補正予算の中に明示された「地方の高速情報通信網整備」にたいする補助
を活用し、整備をしようというのは理解できるのですが
民営(NTT)で既に整備されている光ブロードバンドのインフラがあるのに
ケーブルテレビ(電力系)を新たに新設するという 2重投資に 疑問を感じました???。
民間が手を出せない所に、公が行うことは 理解するのですが・・・。
先輩議員にもぶつかって 議論をしたいと思いました。
くたくたになって終わった会議のあとは
昨日受け、現地調査をしてきた道路関係の要望を
2件 かたづけました。 ふ~。

2008年11月5日水曜日

移動美容室

画像

今、私は市民相談で
「高齢者施設における、理美容の衛生環境が悪い」
という相談を受けており、現状の調査を行っているのですが、
この相談者から「移動美容室を行いますから見に来ます?」
とお誘いを受けたので
福岡町にあるグループホーム 「リーラの里」を訪ねました。
写真は 新規に導入した「移動美容室」(小型バスを改造したもの)
で、髪の手入れを開始する場面
綺麗にカットが終わったときの
笑顔が 良かったです。
リーラの里の 経営者からも色々なお話を聴けて
大いに参考になりました。
この施設の暖かい雰囲気は、
経営者の自身お介護経験から生まれた、切実な想いからきているんだと
実感しました。
介護の現場で働く方々の
環境を改善すること
大切であり、急ぐ必要があると思います。